交通事故発生から事件解決までの流れについて

2016年10月24日

大まかな交通事故の発生から解決までの流れについて

交通事故発生から事件解決までの大まかな流れについて説明します。

交通事故が発生して、被害者の方が傷害を負われた場合には、病院に通院して治療することになります。その後治療を続けて、一定の期間で治療は終了することになります。

これ以上治療を続けても著しい治療の効果がみられなくなった時点で「症状固定」となります。この段階で後遺障害が残存しなかったときは、治療が終了した時点で損害額が確定するので、損害額を算定して請求することになります。

症状固定した段階で後遺障害が残存する場合には、自賠責保険の定める後遺障害等級について認定を受けることになります。後遺障害等級が認定されると、その段階で賠償額が確定するので、損害額を算定して請求することになります。

被害者本人には加害者の保険会社から金額提示が

一般的には、加害者の保険会社から被害者本人に賠償額の提示がなされます。

この賠償額について納得することができなかったり、適正な金額でなかった場合には、弁護士に依頼して保険会社と賠償額の示談交渉に移ることになります。

保険会社は弁護士が被害者の代理人に就いている場合とそうでない場合とで、提示する賠償額に差をつけるのが通常です。その意味で、この賠償額提示に際しては、弁護士が代理人として就いているかが重要になるので、この段階の前に弁護士に依頼されることをおすすめします。

その後の示談交渉により賠償額について保険会社と被害者との間で合意ができれば、示談が成立し、保険会社から賠償金が支払われることになります。示談で解決する期間は、目安としては、損害額が確定してから2ヶ月程度です。

示談交渉の結果、保険会社との合意に至らない時には、被害者が原告となり民事訴訟を提起することになります。そして、訴訟は和解または裁判により終了し、その結果として損害賠償請求が認められた場合には、保険会社から賠償額が支払われることになります。

多くの場合、裁判まで至ることなく和解で解決するので、訴訟を提起した場合でも早い段階で解決することが可能です。

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