自営業者が交通事故に遭った時の休業損害について

2017年2月28日

1 自賠責保険基準

自営業者が交通事故に遭った場合の休業損害については、受傷により休業した期間につき1日5700円とされており、これ以上の収入が減少したことを立証した場合にはその減収額とされています(1万9000円が限度となります。)。

2 任意保険基準

任意保険会社それぞれによりますが、事業所得者の休業損害については、裁判基準に比べ低い金額で認められます。もっとも、弁護士が代理人として交渉することで、裁判基準に近い額での支払いがなされることが多いです。

3 裁判基準

商工業者、農林漁業者、自営業者等の事業所得者の方は、現実の収入減があった場合に、その減収額について休業損害として認められます。

どの程度減収があったかは、原則として、前年度の確定申告所得額を基礎とすることになります。確定申告所得額を上回る収入があった場合には、その現実の収入額を立証すれば、その額が基礎収入として認められます。

ご家族が被害者と一緒に事業を営んでいる場合には、被害者における事業所得に対する寄与度の割合に応じた金額を基礎収入額とされることもあります。

また、休業期間中の固定費(家賃や従業員の給料等)の支出は、事業の規模や実態によって異なりますが、事業の維持・存続のために必要な経費として認められれば休業損害に含まれることになります。

以上のように、自営業者などの事業所得者の休業損害について、その損害額を算定するにあたり複雑なケースもあります。
交通事故に遭われて、どの程度休業損害が請求できるのか知りたいという方は、是非当事務所までご相談ください。

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